山 行 報 告
2011/12/31〜1/1   南ア・甲斐駒ケ岳    メンバ:駒崎、新村 記録:新村


鋸岳に続く稜線 快晴 山頂 来年も山へ行くぞ!



【コースタイム】

12月31日(土)
竹宇駒ヶ岳神社5:30―七丈小屋11:30―甲斐駒ヶ岳14:30―七丈小屋16:00

1月1日(日)
七丈小屋7:30―竹宇駒ヶ岳神社駐車場11:00




【記 録】

12月31日(土) 快晴
 神社前の市営駐車場にはたくさんの車が停まっていた。駒崎さんから北極星のみつけ方を教えてもらい、星空のもとヘッ電をつけて行動開始。

 U字溝を過ぎると、日が登り始め、日向山を右に見ながら黒戸尾根を進む。汗をかいた身体は休憩すると途端に冷えてまた歩き始める。やがて行く先に見え始めた甲斐駒は、白と黒のまだらでその大きさに圧倒される。甲斐駒はかっこいい。

 黒戸山を巻いて急坂を下ると五合目に出る。ここにテントを張り、沢へアイスクライミングに行く人も多いようだ。五合目から先はアイゼンをつけて進む。

 長い梯子を一つ一つ息を切らしながら越えていくと、約一時間で七丈小屋に到着。年末年始は小屋に人が入っていて、水も分けてくれるようだ。小屋で買ったビールを飲むのはしばしお預け。テントを張り、荷物を軽くしたらすぐに山頂目指して出発。

 途中、踏み跡が稜線を外れて斜面をトラバースする。赤布を頼りに稜線に戻り、ようやく八合目に出る。遮るものがなく風も冷たくなってきた。引き返すリミットを三時と決め、さらに進むと、ほどなく山頂の祠が見えた。

 山頂では澄み渡った青空をバックに写真を撮り、早々にテントを目指して下降を開始。途中二組のパーティーとすれ違う。

 テントに到着したらビールで乾杯。外に出しておいたビールはシャーベット状になっていて、栓を開けると次から次へ中身が出てきた。まるでカニが住んでいるみたい。

 水炊きをしながら駒崎さんが上げてくれたお酒をいただく。身体も温まり、あっという間に時間は過ぎて、紅白を聞きながら寝てしまった。

1月1日(日) 晴れ
 オベリスクをバックに朝焼けが広がる。今日は一月一日。元旦を山で迎えたのは初めてで、新鮮な感じがする。

 竹宇駒ヶ岳神社は初詣の参拝客でにぎわっていた。ザックをかついだままでは気が引けたので、お参りはせず、神社を後にする。尾白の湯で初風呂に入り、帰路につく。